しかしながら、お嬢様育ちでなんの不自由も経験したこともなく、まして家から出て一人で生きていく自信も糧もありません。
そこで私はどのように人生を今後歩むべきか、真剣に自分の方向性に考えるようになり、そしてしばらく家においてもらえるように両親に言い訳を考えるようにもなったんです。
両親はなかなか話し合いにも応じず、私に口もきいてくれなくもなりました。
そのため確固たる将来のビジョンを両親に伝えなければならないと悟り、自分はこの家を出て独立するためにも、何かスキルや能力に技術を身に着ける必要があると考えたのです。
そして以前からハリウッドや映画に関心が高かったので、将来的にはロサンゼルスで一人住むことをイェンに掲げ、それに向かって邁進していこうと真剣に考えるにいたりました。
それを真剣に親に説明し、説得し何度か英語力を身に着けられる学校に通わせてほしいとも言ったのです。
すると学費は東大以外は出さないの一点張りで、女の子で心配なので家には奥が、英会話学校の学費などは自分で稼ぐように言われました。
そこから私は19歳にして初めてバイトを一から自分で見つけ、英会話学校の学費を稼ぐために一生懸命アルバイトをしたんです。
一年もするとバイト代だけで100万円食べることができ、次第に母が陰ながら英会話学校に通うことを応援してくれるようにもなりました。
いざ学費がたまり、英会話学校をさがすにあたり、どこの学校を選ぶべきか非常に困惑したんです。
ネットで検索し池尻大橋の英会話学校が、ネイティブな講師陣だけを集めて本場さながらの教育を行っていることを知りました。